リビングレジェンド、アンダーテイカー

YUKIの「JOY」の発売日であることを思い出して
地元の石丸電気に出掛けるが閉店セールで新譜は置いていなかった
全品50%OFFだったのでビデオ、DVDの売り場を見て回るが
めぼしいものはもうほとんど無いB級映画博物館状態だ
WWEのDVDでも買うかとスポーツコーナーを観るとサマースラム2004だけ置いてあったので購入
レジで「ポイントお使いするのだけなら可能ですが…」と言われ何か哀愁を感じる
サマースラム2004と言えば伝説のテイカチョークスラムでリムジンの天井ぶち破り事件があった公演だ
カメラに向かって舌を出して挑発してみせてる様はもはやベビーのパフォーマンスではない…


俺の記憶が正しければ確かテイカーはWWFのアティテュード路線*1がきっかけでアメリカン・バッド・アス*2になり
そしてレッスルマニア20で墓堀人のギミック*3で復活した
イカー=アメリカン・バッド・アスのイメージだった若者にとってあれは衝撃的すぎました
ビーフェイスでありながらその悪魔のような容姿で葬送行進曲と共に入場する、そして白目を向いてGO TO HELLポーズ
束縛を逃れるために自分のマネージャーであるベアラーを殺害*4
リングの上にある圧倒的な存在は最早ベビー、ヒールなんて概念をとっくに通り越していたのです…恐ろしや


考えてみれば今の十代から二十代前半くらいってWWEに関してはあまり恵まれてないのではないかとふと思う
WCWとの抗争も一番良いところは誤差で乗り遅れ、時代を築いたとされるホーガンやストンコは退団、自分達の世代にとってはスターであるレスナーやロックも姿を見せなくなった、カートでさえ引退を口にする
そんな中でテイカーの戦う様を観れるのは本当に幸せなんだと感じる
歳を食って動きが鈍くなったとか抗争相手がしょぼいとか言われようが
未だ現役のテイカーは世代を超えたファンの共通項、まさしくスーパースターだ


そうそうYUKI
近くのデパートのCD屋で買った
感想、「くるりみたい」
それよりもPVのあの変なダンスがもの凄い気になる
着ムービーダウンロードしました
あれは絶対狙ってるよなぁ…

JOY

JOY

*1:WWE、当時WWFが対抗団体だったWCWに対抗するために打ち出した秘策、要するにキャラ及びドラマ重視になっった

*2:不良中年、「俺を尊敬しろ!」

*3:プロレスの用語、要はそのレスラーのキャラ

*4:死んでなかったけど