ちんかす爆弾さんメタ分析*1

今日も今日とてストロングスタイルでヒムラマンアンテナをチェックしてると
ちんかす爆弾(id:obc1314)さんのところで非常に僕の心をときめかすテキストを発見した


ちなみにストロングスタイルはプロレスの神様ルー・テーズがその基礎を築き上げたものだ
グレコローマンスタイルの発展…即ちレスリングから“プロレスリング”への昇華…
プロレスファンの間では「ルー・テーズカール・ゴッチどちらが真のプロレスの神であるか?」というような論争が絶えない
否…むしろプロレスファンにとってそれこそが神から授かった命題であるのだ
今の日本プロレス界にそびえる根幹とでもいうものがゴッチイズムの洗礼を受けた技術の集積であることは認めざるをえない
しかし入門当時ゴッチ道場に通うのを拒否したという逸話の残る長州、藤波時代の一部選手をはじめとする非ゴッチ世代によってプロレス界が支えられていたのも又事実なのである
確かにルー・テーズこそショープロレス界における真の神と言い切るのは簡単ではある
しかしながら未だに名勝負と言われる1972年の猪木対ゴッチ戦が現在のプロレスの位置付けであるという観念もあるのだ


そしてそのテキストとはこちらである↓

[ポアロ]登場人物の年齢を考える

http://d.hatena.ne.jp/obc1314/20050508#p3
こういう事考える人って頭が柔らかいんだよね
きっと親御様が赤ちゃんの時ちゃんと左右均等に頭を動かしてたんだと思う


ちなみに上記は二丁目劇場で覚えた言葉である
二丁目劇場と言っても関東の中高生でお笑い好きという人にはピンとこないかもしれない
しかし僕はケーブルテレビでながらその全盛期を目にした記憶が熱く脳に焼き付いている
僕も関東生まれ関東育ちではあるのだが…
今ピンと来ないと言う人はbaseよしもとの前身とでも言えば良いだろうか…
正確には「心斎橋筋二丁目劇場」
NSCを卒業したての若手吉本芸人達が舞台を共にする
当時若手台頭だった二丁拳銃、ジャリズムシャンプーハット
確かまだ全国区芸人ではなかった陣内智則も舞台に立っていたはずである
関東と関西ではお笑い事情自体が異なる
関東に居る自分は当時の二丁目軍団の多くは目にする事はなくなったが
未だ熱き魂の鼓動とでも言うものがこびりついて離れない


それでちんかすさんのテキストなんだけど
タイトル通りPOARO楽曲の「登場人物の年齢」を推測していてとても興味深い
二重に…
二重っていうのは一回りして面白いって意味じゃなくて
ちんかす爆弾さんの恋愛観も覗けて楽しいということです…まあ深くは書かんが…
しかしこう並べると恋愛関連の歌増えましたね
ちんかす爆弾さんは学園モノの歌を中学生まで範囲に入れてますが
個人的には高校生の歌だと思うのは俺がよっぽど悲惨な中学校生活を送っていたからだろうか…
ちんかす爆弾さんの触れてないところになりますが
確かに「ロボットの唄」「ラプソディ」「My friend」「Balse」「Myth」は受験も学校生活も家庭も
なんか目に映るもの全てがどこか憂鬱に見える15の夜へのメッセージとしても成り立ってる感は非常にあります

クラリス奪還大作戦!」は、10歳〜15歳くらい。10歳上の彼氏が大学くらいかな。

これは全く同感です
こいつ高校生とかだったらちょっとヤバいよ…いやマジで…
ただ「10歳上の彼氏」は35歳の奥さんも居る妻帯者の事でしょうね


ちなみに上の一見意味不明なフレーズはミュージシャンPOAROがリスペクトして止まない
岡村靖幸の「聖書(バイブル)」の一説である
クラリス奪還大作戦!」自体「聖書(バイブル)」へのオマージュを感じるので
伊福部さんも意識して書いてるのかもしれませんね
ちなみに「聖書(バイブル)」は
ティーンエイジャーの貴方がなんで35の中年と恋してる?学校じゃもちきりだよその事で、ダスティン・ホフマンのようにさらいたい捕らわれた貴方を、だって本当の恋じゃない汚れてる僕の方が良いじゃない、同級生だしバスケ部だし実際青春してるし背が179!
というような歌です
先日発売されたリテイク盤「ビジネス」にも収録されまさしく岡村靖幸ファンにとって聖書(バイブル)であるのだ
しかし突然告げられた岡村靖幸と所属事務所吉本興業とのマネージメント契約終了
9年間の活動停止を打ち破り復活を成し遂げた矢先の出来事である
改めて見るとアーティストとしての岡村靖幸は不遇の人であるかもしれない
親友であった尾崎豊の死、レコード会社とのトラブル、そして何より大きいのがその余波である「歌い手としての最盛期を活動停止期間」にしてしまった事だろう
しかし自ら「いい仕事をしているときしか幸せじゃない」と言う岡村靖幸の事である
きっと再び私たちの目の前にその姿を現すのもそう遠くない未来の話であろう
少なくとも私はそう願うのだ


ここら辺まで書いてて気付いたが今日やらなきゃいけないことをほとんどやってない…どうするか