亀田三兄弟と板垣恵介対談の続き

板垣先生は目上であったり同じ立場の人と話してると
『ちょっとこれは失礼なんじゃないかな…』
みたいな態度をよくとったりなされてますが
完全な年下の亀田三兄弟には
そこは天性のヤンキー魂*1なのか非常に気持ちが良いですね
目指すボクサーは?
という問いに
範馬勇次郎
と長男が答えたとき
氏の顔から笑みがこぼれたであろうというのが想像できる

まあそれはさてとて
ボクシングファンにはハッキリ言ってヒール的存在な亀田選手を指して

板垣:僕が範馬勇次郎というキャラクターをつくったのは、男に生まれたからには無敗の無敗の人生を歩んでみたいって一度は思うじゃない。普通は生きていれば挫折があって、あっという間に自分よりも強い人間に会ってしまう。そこで生意気がいえなくなるわけ。だけど、範馬勇次郎にはそれが一度もなかったていう設定なわけ。僕はそんな人が見たいわけですよ。負けるなんて思ってない人を。僕はそういう夢を君にちょっと見れるのね。だから最後の最後まで挫折をしらずに生意気通してくれたら嬉しいな。何で亀田興毅って負けないのって。僕も含めボクシングを見てる客は、みんなそう思ってますよ。最近はタイソンも負けるようにようになっちゃったけど、前の彼は地球上で誰も勝てないんじゃないかってくらい強かったからさ。でもそれを見続ける裏には、君が泣きべそをかく、泣きっ面が見たいわけよ。そこで「ああ、やっぱり彼も人間だったんだ」って思いたい、みんなが亀田がほえ面かくところを見てみたいって。そんな気持ちが僕の中で対立してるんだ。

こういうのはさすが「金で買えるものは全て買った」と豪語するミリオンダラーマンと言えるのではないでしょうか
ちゃんと自分の作品やキャラの作成論に亀田選手を絡ませて説明するあたりも芸です
実際亀田選手の試合を見に来ているボクシングファンって半分は亀田選手が負けるのを期待してるんじゃないでしょうかね


ちょっと歪んだ見方かもしれないけど
ボクシングの魅力の一つって圧倒的に強いヒールが居る事じゃないかと思う
今だったらホプキンスとか
ホプキンスとデラホーヤがやったとき
デラホーヤに勝って欲しい、ホプキンス負けろ」
って思う一方
「デラじゃホプキンスに勝てないよな」
とも思ってたんじゃないかと思う
それでKOされて四つん這いになってるデラをみて
「やっぱりね…」
と思ってしまうのだ

亀田選手について

俺個人の感想としては亀田選手はまだ未知数だと思う
今の戦績ではなんとも判断しがたい
日本ランカークラスとやってくれんとな…


まあそれはそれとして亀田選手…というか一家には
ちょっとした疑問がある
まあ以下は俺の勘違いかもしれんので話半分で聞いてください
それはグリーンツダが亀田選手に対して事実上名義貸し状態なんじゃないかって事です
ドキュメントなんか見る限りではなんかそう感じてしまうのだ
俺の知識が正しいとすると
ジムが選手に対してプロリングに上げるために「所属している」事にするのは
JBCの既定*2で禁止されているはずなのだ
おそらくこれはどちらかというと幽霊ジム対策なんだと思うが*3
やっぱりクリーンで真面目にやってる中小ジムに対して失礼なんじゃ…と思うんですよね
サンドバッグさんに聞けばわかるかな

追記

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20040131-00000026-kyodo_sp-spo.html
ソースURL見つけた
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kumekawa/col1.html
ここも参考になります
相当話題にはなってたみたいですね
後で熟読
やっぱりジムやるって大変なんだな…


ちょっと調べてみたんだが
亀田家が去年8月自宅に専用ジムを作ったようで
そこでの亀田兄弟の練習をテレビが撮影しただけで
実際はグリーンツダの方にも通ってるってなら何の問題もないようですが…
ちょっと情報不足です…すみません

世界王者養成場

もうちょっとだけ調べてみた
http://www.tbs.co.jp/zone/onair/2004/219.html
↑これが例のドキュメント(のはず)

 8月、父は仕事場の一部を改造し、子供たちのためのリングを作くり始めた。自らも作業し、わずか2週間で完成。その新たな家族の聖地に父は「世界王者養成場」と命名した。自宅の8畳間とは比較にならない本格的な練習場だ。

ここをどう使ってるかによるのか…?

*1:ん?

*2:西日本ボクシング協会のものだった

*3:そうでもないようだ