プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ

そういえば恒例の正月ボクシングがあったね
年明けてからほとんどテレビを観てなかったんで
初ちゃんとテレビ鑑賞でした
正月ボクシングはなんだかんだ言って毎年泣かされているんですが
今年も例外ではなくフルラウンドインファイトを続けた
現チャンプ川嶋と挑戦者ホセ・ナバーロ両雄の勇姿には感動しました
それでも川嶋の方を応援してたけどね*1


ちなみにテレビ放送されたカードは
WBAフライ級タイトルマッチ
ロレンソ・パーラvsトラッシュ中沼
WBCSフライ級タイトルマッチ
川嶋勝重vsホセ・ナバーロ
の二戦


個人的には去年元チャンプ徳山選手から衝撃的な1RKOを奪取した川嶋選手が
実力派挑戦者相手にどんな作戦で戦うか気になっていたのですが
ゴリゴリのインを取ったある種川嶋選手らしい侍魂*2には感服しました
どうなるかとは思ってドキドキして観てましたけどね
去年の王座奪取があの試合だっただけに…
徳山選手との再戦の話が持ち上がってるらしく俺としてはとても心配です*3


トラッシュ中沼選手の世界挑戦は惜しくも破れましたが
11R必死のクリンチでダウンを拒否した現チャンプロレンソ・パーラ選手に
懇親のブーイングを送っておいたので何かしら良くない事がチャンプに訪れると思います…

ジャッジペーパーの不安

ある程度改善されてきてるとはいえ
ボクシングは“ホームタウンだから”“自国だから”“現王者だから”“事前予想で勝っていたから”等の理由で贔屓判定が起こります
こうした体質は一個人として決して良い事ではないにしろある程度は仕方がないことではないかと思うのです
ただそれは「ある程度」です
ホームだからといって反則を見逃したりあまりにも無茶苦茶な判定をするのはあまりにも同義に反しているのでは?と思わざるおえません
川嶋選手の防衛戦でも挑戦者が勝っていたのでは?と言う声が上がっています
あくまで一個人の意見としてはあの試合では川嶋選手が勝っていたし
ホームタウンデジションが働いていたとしても*4許容範囲なのではないかと思います
ナバーロ選手側が不服だと思えばそれはWBCに訴えかけると言う方法も取れるのでそれは大きな問題ではないのではないかと思います


ただ一つ今回の試合で気になる事がありました
ハッキリと名前等は確認できなかったのですがナバーロ選手にフルラウンド入れていた
つまりは109-120と言う判定をしたジャッジが一名居たと言う事です
WBCそれも世界タイトル戦…この判定にはさすがに問題があるのではないでしょうか?
川嶋対ナバーロに限った話ではなくWBCの体質としてどんな理由があるかは不明でも
このような意味不明ジャッジを下す人間が居る事に一ボクシングファンとして疑問符を抱かずにはいられないのです
他のジャッジは2,3ポイント差で川嶋、かたや一人のジャッジはフルラウンドで挑戦者…
ベルトを巻いているかどうかで選手としての価値は大きく変わります
「完全な公平」は無理だとしても「団体としては統一見解である」と言えるくらいのジャッジを求めたいものです*5

*1:私は日本人贔屓です

*2:聞いた事あるなこの単語

*3:私はどちらかと言うと川嶋派

*4:ジャッジに日本人はいませんでしたが

*5:ちなみにロレンソ・パーラvsトラッシュ中沼戦だけ手元のメモに中沼選手にかなり甘めに点を付けていったのですが私の判定が116-112、実際の結果もそれくらいでした